北海道


北海道の鉄道の中心となる駅。背後にJRタワーがそびえる

11.3.30執筆


電車・気動車・客車…多種多様な列車が乗り入れる


JRタワーから大通側を望んだ夜景

 北海道を代表する駅。青函トンネルが開業し、本州の上野や大阪からも列車1本で結ばれた。日本で5番目の規模を誇る札幌市の中心部に位置し、近郊の通勤通学客の利用が多いだけでなく、「白鳥」「スーパー白鳥」を除いた道内の全ての特急列車が乗り入れ、北海道各方面へのアクセスの拠点としての機能も有している。新千歳空港からのアクセスも、快速エアポートで36分という速さ。
 JR札幌駅は、所属上函館本線の駅だが、千歳線や札沼線からの列車も全て当駅に乗り入れ、島式ホーム5面10線という一大ターミナル駅を形成している。駅に姿を見せる車両も多種多様で、電車もあり、気動車もあり、夜行列車には客車もあって、鉄道ファンも飽きさせない。
 また、北海道開拓の歴史を感じさせる多くの観光スポットが駅周辺に集中しており、歩いて巡ることができる。大通公園や札幌一の繁華街すすきのも近い。

 駅のシンボルは、線路の大通側にそびえるJRタワー。38階建ての北海道一の超高層ビルは、下層部が商業施設、その上部がオフィス階になっていて、頂上の38階が展望室「T38(タワー・スリー・エイト)」。テレビ塔の展望台とは全く逆の趣と言っても良いようなつくりで、高級感あふれる内装に、「惑星音階」と呼ばれる不思議な音階で作られたBGM、さらにはなんと市街を眺めながら用をたせるというガラス張りの眺望トイレまで…。
 テレビ塔をも下に見るその景色は抜群。碁盤の目状に整然と並べられたビル群は、他のどの都市でも目にすることのない光景である。
 夜のその落ち着いた雰囲気は、絶好のデートスポット。我々男子グループは完璧に場違いだった…。

惑星音階で作られた音楽が試聴できます
(T38のページへジャンプします)