昭和17(1942)年に登場した広電の路面電車です。 当時は手回しブレーキの車両がほとんどで、ボギー台車に空気ブレーキを備えた650形は最新鋭車でした。 昭和20(1945)年に広島に投下された史上初の原子爆弾により被爆しましたが、5両あった650形は全車が復帰し、広島市民に希望を与えました。 現在でも3両が車籍に登録されており、うち2両は現役で市内を走っています。 (写真は千田車庫にて許可を受け撮影)