北海道

このように見ると、確かに森の中にぽつりとホームがあるように見えるが…
10.10.16執筆

駅から少し道を歩けば、このように景色が開ける

虫だらけの待合室。不快で逃げ出したくなった

秘境駅を訪問する我々も不審者なのでは?
札幌から楽に行けるところに現役秘境駅があるーそんな情報をキャッチし、ホテルを出て札沼線の始発に乗車、ここにやってきた。
確かに、駅の周囲はうっそうとした気に囲まれている感じがして秘境感を味わえるが、駅を離れて少し歩くだけで視界は開ける。実はこの林、いわゆる「鉄道林」なのだ。風雨から列車や設備を守るために植えられたもので、これのおかげで秘境感を演出しているようだ。
訪れたのは8月も終わり頃。だが待合室にはたくさんの虫と蜘蛛の巣、しかも中の戸を開けたところにあるおそらくくみ取り式のトイレも汚い。札幌方面から訪れ、このまま後続列車に乗って新十津川へ向かう予定にしていたのだが、あまりにも不快なので南隣の石狩月形まで一旦「避難」することにした。
…冬に来てみれば、雰囲気もまた違うのだろうが。