関東地方


JFE関連企業のお膝元。社員が花壇を造り守っている

11.5.31執筆


構内踏切。退社時になると電車の時間にあわせて人だかりができる

列車接近表示灯

 弁天橋駅は、都会の中の偉大なローカル線として全国に名高い鶴見線に鶴見から乗り込み、3つめの停車駅。鶴見線営業所の最寄り駅で、鶴見線はここを始終着とする列車も多く存在する。
 現在は無人駅だが、駅舎は木造2階建ての小さいながらも立派なもの。駅舎と島式ホームの間には構内踏切も健在である。

 日本屈指の鉄鋼メーカー・JFEのグループ会社であるJFEエンジニアリングの横浜本社と主力工場の最寄り駅で、通勤時間帯ともなれば多くの社員が乗り降りする。社員たちは本数の少ない電車の時間を把握しているようで、到着が近づくと一斉に駅に殺到する。構内踏切が閉まると、駅は人であふれてしまう。
 弁天橋駅はこれらの社員による利用がメインで、駅前の花壇も社で造成し育てている模様。会社が一丸となって守っている駅である。