関東地方


し~んと静まりかえったホーム。動物園が閉まると、駅は秘境と化す

10.10.17執筆


駅には自転車が数多く停められてはいるが…
横は川で湿気が多く、霧が出ていた


利用者は少ないが、運行上は車庫所在の主要駅
 千葉都市モノレールの車庫所在駅。運行上は大事な駅だが、乗降客は1日600人台。大半が平日は通勤客、休日は2本足で立つレッサーパンダ「風太くん」目当ての千葉市動物公園利用客と思われる。
 しかし、動物園が閉まった後の閑散時にはホームから人が消え静まりかえり、駅で列車を待っているのは筆者と、乗務交代を待つ運転士くらい。周辺は動物公園の木々に囲まれ、秘境感が漂う。
 列車の運行間隔は12分と訪問はたやすく、ホリデーフリーきっぷを持って訪れた筆者はここで後続列車に乗ることにして電車を降りた。階段を降りて周囲を見回しても、そこは動物園の敷地である他は何もない。人もまばらだが、駅前に自転車は多く停められており住民により一定の利用客があることは察せられた。
 だが、道路には照明が少なく、またどこからが動物園の敷地なのかはっきりしない。警備員に捕まっては元も子もないので、足早に駅に戻り、次の電車で千葉へ向かって駅を離れるのだった…。