関東地方


新交通システムとしては珍しい、地上レベルにある駅
(無人運転のため、フラッシュ撮影をしています)

10.11.9執筆


シーサイドラインと並行して走るのは首都高湾岸線と国道357号


改札。閑散としている


エレベータ用に別に改札が。こちらには精算機はない!
 横浜新都市交通シーサイドラインの駅。自動運転の電車は5分間隔で運転され、フリー切符を買えば各駅に気軽に降りることができる。もちろん、海際の団地や工業地の中を走る路線なので秘境的要素がある駅はないが、ここ並木北は新交通システムの駅の中では珍しい地上駅である。
 駅の周辺は、シーサイドラインと首都高湾岸線、国道357号が並行しており、陸橋を使ってこれらを歩いて渡れるようになっている。自転車は本来押して通るべきなのだが、普通に乗ったまま通過していく人がほとんどだった。その陸橋に接続するように、並木北駅の改札もある。
 この日は平日の晩。近くには団地がそびえているため電車が着くたびに通勤客が降りてくるが、足早に駅を去っていき駅は閑散とする。これを見計らって写真をいろいろと撮影。券売機と改札周辺は広々とした設計になっており。利用客が少ないために寂しさを感じる。
 エレベーターは後から取り付けたようで、メインの改札とは別の場所にエレベーター利用者用の改札を設けている。しかし、こちらの改札には精算機がなく、仮にそれに気づかず乗り越しやICカードの残額不足…という事態に至ってしまうと、エレベーターに乗り直してホームに戻り、ぐるりとメインの改札に戻ってこないといけない。これは不便きわまりない。
 さらに、当初は駅にトイレも設置されていなかったようで、後付けのトイレのドアは重い金属製。上部には赤い「使用中」のランプ。こりゃ、手術室か!?