関東地方


京成一乗降客が少ない駅。いつも閑散としている。

10.6.13執筆


自動改札機は1台。
乗降客数は平均470人/日という少なさながら、きちんと駅員が常駐。


ホーム屋根は一部分にかかるのみ。

 成田空港に通ずる京成本線(とはいえ、この7月にはその役目を終えることにはなるが)は、津田沼から先徐々に田園風景が広がってくる。臼井~佐倉間などはもう完全に水田地帯で、大佐倉駅はその延長線上にあるようなものだ。乗降客数は平成21年度の1日平均で470人。もちろん京成で最も利用者の少ない駅だ。それも、多くは通勤時間帯の利用と見え、それ以外の時間帯は非常に閑散としている。
 成田から3400形に乗ってここで降りようとすると、周囲の乗客からも「こんな駅で降りる奴が…」という顔である。もちろん、降り立ったのは私一人。駅には数人の客がいたが、誰一人大きな音を立てよう者はなかった。
 小さな駅ながら、一応有人駅。構内踏切も健在で、ホーム屋根はベンチ部分に多少かかっているだけであるが、自動改札機も1台立派に設置されている。ICの簡易改札機程度でもよかったのではと考えてしまうが、そこは京成の方針が許さない訳だ。列車本数も日中は3本/時を確保。
 ふと、ホームの奥の暗いところへ歩いていき、空を見上げてみた。…星空が綺麗だった。もう少し味わいたいと思っていたが、まもなく列車が入り、早く帰宅しなければならなかったのもありそこで星空観察は断念となった。ぜひまた訪れてみたい。


電飾式駅名標も、京成の新ロゴが貼付されただけで旧デザインのまま。